映画「トランスポーター3 アンリミテッド」 

夕焼けの光が広がった海に
一隻の貨物船が通る

積み重なった荷物のわずかなスペースを通り

オレンジ色をした作業着を着た警備員2人は
懐中電灯を照らしながら警備にあたった

「91」「92」

「そこだ」

「大丈夫か?」

「酒の一本くらい盗んでもばれねえ」

警備員2人は話した。

船長が双眼鏡で遠くを見ている。

「天気は良好です」

届いたファックスを見ながら    
青いジャケットを着た乗組員は船長へと報告した。

「2~3時間で港に着きます」

ファックスを船長に渡した。

「よし。」と安心した表情で船長は言った。

「はい」と乗組員は言う。

その頃船内では警備員2人が

「くっせえ!便所のクソより臭うぜ!」

「お前のクソはバラの香りか?」

と話している。

しかし、

「見ろ!」

何と1つのドラム缶が倒れ
中身の黄色い液体が全て出ている.

「酒と言っただろ」

「種類はそうなっていた」

「元に戻すぞ」そう言いながら2人の警備員は
倒れているドラム缶を立たせて中を見た。

するとドラム缶の中には固形物質があり
それが化学反応を起こし、煮え立って煙をあげている。

「船長 下で事故が発生」

青いジャケットを着た船員は船長へと報告する。

「区画は?」船長は船員へと聞く

「101です」船員は答えた。

船長は確認した後

「船を頼む!」と言い

マスクを付け数人の警備員と共に
彼は船内へと下って行った。

船内へ降りてすぐの所に、
警備をしていた2人が倒れている。

「ひどいな」
下に下りた1人が言った。

警備をしていた2人のは顔に
ひどい火傷をしたまま命を失っていた。

「片付けろ」船長は他の船員に言った。

作業着を着た船員は2人の遺体を包み、
なんと海へ捨ててしまった。

その後貨物船はフランスへの港へ着く

貨物船から一台の黒い車が下りてきた

「おはよう」
車のサイドガラスを開け男性が
警官へと挨拶をした。

「パスポートを見せてください。」
警官が運転手に言った。

男性はパスポートを警官へと見せる。

「船酔いですか?」そう聞いた警官に対して

男性は「パーティーだった。ハメを外し過ぎてね」
と男性は答えた。

「イビサ島で?」警官は再びそう聞いた

「ああ」そう答え車は港から離れて行った。

その頃湖に浮かぶボートに乗り
半そでを着たフランク・マーティンと
長袖を着たタルコーニ警部が釣りをしながら
フランクの話を聞き眠っている

「子供の時 親父と良く釣りをした
 親父が言う場所には―

 不思議と必ず魚がいた」そう言い終えた後
 タルコーニ警部が眠っている事に気付く。

その後検問所で

「検査にご協力を」

先程の黒い車は警官により止められる。

「俺が危険だって?」運転手の男性はそう警官に言ったが

「パスポートを持って事務所へ」そう警官に指示された。

「これだよ 事務所のコンピュータで・・・・」

警官にパスポートを提示しようとする、

警官は彼ら(運転手と、隣に座り眠っている女性)
にも、自分達がパスポートを持って事務所に
行くように指示した。

「彼女は眠っているから」
と運転手は警官に言った。

「ではパスポートを」
仕方なく警官はパスポートを
渡すよう要求した。

「分かったよ。」男性はそう答えたが

(ボートの上)その瞬間

タルコーニ警部のつりざおに何かがかかる。

「おっ かかったぞ」彼は起きて釣竿を持った

次の瞬間

黒い車はアクセル全開にして警官から逃げ出した。

警官達は焦って声をあげ黒い車を追う。

(ボートの上)
フランクはタルコーニ警部に

「逃げられるぜ」と叫ぶ。

数台のパトカーに追われた男はなんとか逃げようと
運転しながら後ろを振り返る

(ボートの上)
「もう少しだ」フランクは
タルコーニ警部に言った」

パトカーの間を壮絶なカーチェイスをして
車は逃げる

(ボートの上)
「ホゥホ~ゥ!デカイぞ!」
フランクは釣竿に何かがかかった
タルコーニ警部を応援する

それでも数台のパトカーを振り切り
黒い車は逃げる

(ボートの上)

「逃がすな」
フランクはタルコーニ警部に言った。

路地に入り、黒い車はそれでも逃走を続けた。
裏路地を通行している人は、車を避けようとして
ゴミ箱の中へと落ちる。

車が通った時にぶつかったごみ箱は
中身が散乱した。

(ボートの上)
「もう少しハッハッハ~」
フランクはタルコーニ警部に言い
手をたたいて喜ぶ。

通行人は車を避けようとして
狭い路地の中、端によった。

(ボートの上)
「右だ!右だ!」
フランクはタルコーニ警部を応援する

右折し数台のパトカーから黒い車は、
巧みに逃走を続ける。

(ボートの上)

「クジラかもしれない 手伝おうか?」
あまりにも引きの良い
タルコーニ警部の手助けをしようかと

フランクは聞いたが

「結構」と断られる。

そして「君が生まれる前からここで釣ってる」
と貫禄な言葉をタルコーニ警部は言った。

だが、あろう事か
逃走車を追っているパトカーの横に
通行しようとしている車(ジープ)がぶつかり、
数台のパトカーは停止した。

黒い車はそのまま逃走した。

(ボートの上)

「おしかったよ 警部」
フランクは彼にそう言った

獲物を逃がしてがっかりしたタルコーニ警部は
ただ黙って立ちすくんでいた。

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